私の漁師履歴
高校を卒業後家業の漁師となる
写真は私が最初に乗船した第18宏栄丸(47トン)
3月〜5月頃まで瀬棚沖でエビ漁。午前3時頃に起きて
出漁するが、船酔いがひどく、船に足をかけたと同時に
酔い気がした。
6月からイカ釣り。日本海沿海から沿海州・道東の羅臼沖
まで各地を回った。1回の出漁は最長10日間位。
※イカ漁の期間は5月〜12月まで。
冬期間は研修所などに行って船舶関係の免許を取得した。
やがて船は冷凍設備のある第32宏栄丸(96トン)に乗船。
イカは急速冷凍されるので、1航海は約20日〜30日と
長くなる。
南は島根県隠岐島、西は沿海州、東は太平洋・道東沖と
行動範囲も広くなる。
台風が近づき釧路港に避難。港は船だらけ。
北方領土の色丹島に緊急入域をしたこともある
200海里が始まった年、ロシアに罰金を命ぜられる。
船はロシアの臨検船。
1980年代から日本近海のイカ漁は年々減少していった・・・。
1985年 漁場を南大西洋アルゼンチン沖に求める。
第32宏栄丸(125トン)9人乗り組みで函館からタヒチ経由で
約1ヵ月半をかけて漁場に着く。
写真は赤道祭り。
動画はこちら
写真は経由地のタヒチ島パペーテ(1985年1月)。
写真は経由地のタヒチ島パペーテ(1985年1月)。
フランス領だが、片言の英語も通じる。
ここで英会話の必要性を強く感じる。
アルゼンチン沖ではイカが釣れ過ぎて手が回らないことが
何度もあった。
可愛いペンギンもたくさん海を泳いでいた。
このような魚がたくさん釣れた。
この魚の三平汁はとても美味しい。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレス